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どちらも広義では同じ意味を指しており、上空で核爆発を起こし、電磁パルスを発生させる現象のことです。
近年注目されている言葉ですが、あまり聞き馴染みはないかもしれません。核爆弾を大気圏よりも高い高高度(400kmくらい)で爆発させます。そうすると、核爆発によって放出された放射線が広い範囲で大気中の原子に「電離作用」を与えることで、光電子うぃ大量に放出させます。放出した電子が磁場に沿っては走ることで”電磁パルス” が発生し、地上に向かって降ってきます。
この「電磁パルス」はノイズとして電源ケーブルや通信ケーブルに入り込むため、機器本体を破壊します。そのノイズが送電線や発電所などインフラ設備に入ってしまうと、各種機器やシステム全体を壊し、その結果、停電が発生してしまい、復旧には数年単位の多大な時間がかかるとされています。
電磁パルスは大きく分けて “E1: Early Time”、”E2: Intermediate Time”、”E3: Late Time” と種類があります。
E1の電流波形は2/23nsという速さです。これは雷よりも強い電流なのですが、雷サージの数千倍も速いスピードのため、一般的には人体には何の影響もないとされています。しかし、あまりにも強力なエネルギーの電波の衝撃波のため、フィルターだけで機器を保護することは難しいです。
E2は1.5μs/5msという速さです。雷サージに似ており、大体の機器はE2によって破壊される可能性が高いとされています。
E3は0.2/25sという遅い電磁パルスですが、電線の長さに比例してエネルギーが大きくなるため、強大な電流を発生させます。これによってインフラが破壊され、日本全体を停電に陥れる可能性があります。
<HEMP/ NEMP紹介動画>
1992年にはスターフィッシュ計画で1.45メガトンの核爆発実験が行われ、400km以上離れたハワイで停電が発生した記録があります(参考:5.6kV/m, 200ns pulse duration)
確認されている事象