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METEOLABOR AG (Switzerland)
メテオラボ社
2019年より代理店をしています。
1965年創業のスイスのHEMP/NEMP保護フィルターを製造するメーカーです。創業当初からEMI対策開発事業に関わっており、EMC形成期のヨーロッパでEMI対策部品を製造・開発してきたメーカーの一つです。気象観測やEMCに従事していましたが、1967年に最初のフィルターを開発して以降、雷サージ保護フィルターや、HEMP/NEMP保護フィルターを開発しました。今ではスイス軍だけでなく、世界中の防衛機関にも多数の取扱実績があります。
エンドユーザーからの要望が高まっていることから、2016年より出荷する製品全てにMontena社製のPCI(Pulse Current Injection)試験機で、電磁パルスを実際に印加し、MIL-STD-188-125を基にした自動試験を行なっており、MIL-STD-188-125で定義される「E1/E2/E3」の`Threat Level`をクリアしています。
`Threat Level`とは「MIL-STD-188-125で定められている高レベルのPCI電流でも、保護フィルターが損傷しない」というメーカーが定めた基準です。MIL-STD-188-125では「高レベルのPCI電流」とは、機器本体・電源ケーブル・保護フィルターなどを含む、システム全体のことを指しており、保護フィルター単体の減衰は要求されていません。Meteolabor社製品は、全ての保護フィルターに「高レベルのPCI電流」を印加しており、企画要求より高いレベルにおいても損傷させないことを証明しています。
豊富な商品群は、データラインや通信ライン、電源ラインなど多種多様です。HTMP/NEMP、雷サージにも一つの製品で対応します。


METEOLABORの主な製品

HEMP/NEMPで発生する電流・電界強度は、落雷とは比べ物にならないほど強いパワーのため、雷サージ用の保護フィルターでは保護ができません。そのため、専用の保護フィルターが必要になります。
Meteolabor社の製品はHEMP/NEMPはもちろん、雷サージにも対応した製品を製造しています。
電話機器やアナログ信号ラインを対象にしています。
USS-1
信号線、単線、非対称回線、データライン
最大20kAまで、減衰率: 45dB or 50dB
USS-2
信号線、ペア線、対称回線、データライン、電話線、TV
最大10kA x2線、減衰率: 45dB or 50dB
電話線やEthernet、RS422を対象にしています。
最大10kA x4線、10/100/1000 Mbit/s
50Ω/75Ωの同軸ケーブルを対象にしています。
最大50kA、最大700W
電源ラインを対象にしています。
小型で持ち運びがし易いモデルのため、通信機器、
防衛機器など様々な使用用途に適しています。
最大40kA、単相用・三相用あります。
400V/32A AC、24V/16A DC
電源ラインを対象にしています。
大容量の通信機器、防衛機器など様々な使用用途に適しています。
最大100kA、減衰率: 80dB
3 x 400/230V AC
従来は重くて大きいフィルターが何個も必要でしたが、MAKシリーズは何種類もの小さいプロテクターを1つの箱に纏めるモジュール式を採用しているため、カスタマイズ性が高く、専用のプロテクターを組むことができます。小型化・軽量化ができ、核シェルターやトラック・戦車にまで取り付けが可能です。